今回はペットで大人気、体の色が変わることで有名なカメレオンを学んで行こうと思います。気になるカメレオンのお値段も笑。
カメレオンの特徴(スペック)
- 体の色を変えるのが得意で、背景の色に溶け込み身を隠す。感情によっても体の色は変化する。
- 目が非常に大きく両方の目を別々に動かせる。ほぼ360°全方向を見渡せる優れもの。
- ながーい舌を伸ばして虫を取る。舌を出して獲物をとる、この一連の動作にかかる時間わずか0.05秒!
- 特殊な足の指と長い尻尾で木の枝につかまるのが得意。
うむ、だいたい想像どおりでしたが、スペックが非常に高い。
では、なぜ色を変えれるのか見ていきたいと思います。
カメレオンの色の秘密
これならそう簡単には見つからないでしょう笑。
カメレオンの色の変化のメカニズムとしては、体の色素胞の下に虹色素胞というものがあり、細胞層内部で透明ナノ物質の光結晶が体色を調整しているとのこと。
体の色が変わるのは、気分(心理状態)や温度、光、湿度が理由で、周りの色を見て色を変えているのではありません。カメレオンは死ぬと死んだ場所の色、葉っぱの上なら緑色に、薄暗い土の上なら茶色になります。
え!?周りの色を見て色を変えているものだと思っていました笑。
更に詳しいメカニズムを知りたい人は、2015年スイスのジュネーヴ大学に属する研究者チームが発表した研究論文があるのでそちらをチェック!
ペットとしてのカメレオン
結論から言うと、カメレオンをペットとして飼うのは非常に難しいです。
- 生きた餌しか食べません。生きたコオロギ、生きたワーム、生きたイナゴやバッタ。同じものを与えていると飽きて食べてくれなくなります。
- 水も動いていないと飲んでくれません。
- 温度変化にも弱く、カメレオンの種類にあわせた温度で飼育する必要があります。
- 神経質で臆病なのでストレスにも細心の注意が必要です。不用意な手乗りは避けた方が無難。
とはいえ、見た目が美しくペットとして魅力があるのは間違いありません。飼育が難しいからこそ、きちんと育てられた時の達成感や優越感が大きいはず。挑戦してみてもいいかも!?
カメレオンの値段
今回は、カメレオンの中でもペットとして人気がある4種をピックアップしました。
パンサーカメレオン
パンサーカメレオンはカラーバリエーションが豊富で模様がヒョウ柄(パンサー)のように見える種類です。 値段は3万円~6万円。中には10万円以上の値がつく子もいます。青、黄、緑、赤、オレンジといった鮮やかな色に変わるので、見ていると気分を上げてくれるかもしれませんね!
ジャクソンカメレオン
大きな角が特徴のジャクソンカメレオン。大きな角が生えるのはオスだけだとか。角に恐竜のようなカッコよさを感じます。値段は2万円~4万円程度。
パーソンカメレオン
カメレオンの王様といわれているパーソンカメレオン。重厚感や風格を感じ、この子を飼うことで自分も王族になった気分が味わえそう笑。
お値段は10万円前後から購入することもできますが、50万円という高額で取り引きされる場合もある模様。
エボシカメレオン
比較的初心者でも飼いやすいエボシカメレオン。頭部に大きく突起しているトサカが特徴的ですね。臆病でおっとりした性格なため、見ていて癒やされそうです。値段はカメレオンの中では比較的リーズナブルな8000円〜4万円程度。
まとめ
前半は、カメレオンの特徴や色の変化など興味深い内容でした。後半は、ペットショップの店員さんみたいだったかもしれません。カメレオンに興味がわいた人はペットショップにGO!笑。