今回は飛べない鳥、ペンギンについて学んでいこうと思います。闇を秘めたペンギン、あの仲間を突き落としちゃうアデリーペンギンも登場するぞ!
ペンギンの体長
これがペンギンの王の風格か。
ペンギンの最小種はコビトペンギン(フェアリーペンギン)で体長は約40 cmです。最大種はコウテイペンギンで、体長100~130 cmに達します。
オウサマペンギン
上の写真のペンギンはオウサマペンギンと言い19世紀まではこの種が最大のペンギンとして知られ、名も”King”(王)が冠されましたが、19世紀に南極大陸でさらに大きなコウテイペンギンが発見され、名に”Emperor”(皇帝)が当てられたという経緯があるそうです。
皇帝と王
「皇帝」は広域圏を支配するもの、「王」はその単一民族を支配するものという、意味の違いがあります。 広く支配する「皇帝」の足下に各民族の「王」がいるというイメージ。
僕はオウサマペンギンを応援します笑。
アデリーペンギン
こちら、知っている人は知っているアデリーペンギンです。ペンギンを学ぶならこの子は外せない笑。
アデリーペンギンの生態
アデリーペンギンは、鳥綱ペンギン目ペンギン科アデリーペンギン属に分類される鳥類。コウテイペンギンより少し小さい中型のペンギンです。
南極大陸で繁殖するペンギンはこの種とコウテイペンギンのみ。種名は、1840年に南極に上陸したフランス人探検家デュモン・デュルヴィルの妻・アデリー への献名で、彼が上陸した場所はアデリーランドと名付けられ、そこで発見された本種にもアデリーの名が付けられたとのこと。
見た目は非常にペンギンらしくかわいいこの子達ですが、天敵のヒョウアザラシやシャチがいる海に安全の確認のため仲間の一匹を突き落とします。上の写真でいうと、真ん中の目つきが悪い子が仲間を突き落としそう笑。
これも種を守るためだ、お前が行け!
え…僕がですか?嫌ですよ。
ちょおま…押すなよ!あっ…ひィィ!
あでらんの運命やいかに!?
自然界はまさに弱肉強食ですね笑。
ペンギンの家族
かわいいですね!家族の仲もすごく良さそう。最後はペンギンの家族について紹介してこうと思います。
ペンギンのオスとメスは、恋愛をして夫婦になります。動物が恋愛?と思う人も多いと思いますが、ペンギンはガチの恋愛をするそうです。
互いに好意を表しながら距離を縮めていき、鳴き声を交わしたり、オスがメスを翼で軽くペシペシ叩いて強気の求愛にでたり笑。時には添い寝をすることもあるそうです。ペンギンは一夫一婦制で夫婦になると、そのまま一生を添い遂げると言われています。
また、同じペアで子作りを繰り返すことがほとんど。数あるペンギンの中でも、マゼランペンギンは特に夫婦の絆が強く、離婚率はたったの3%と言われています。
子育ても母親だけでなく父親も行いますし、まさに理想の家族。
まとめ
種を守るために最善をつくし、家族を大切にするペンギン。動物から学ぶことは多いです。
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