[ダチョウの生態と特徴]彼らは本当に頭が悪いのか

ダチョウの頭が悪いというのは聞いたことがある人も多いと思います。結論から言うと、ダチョウは頭が悪いです笑。

じゃあ、彼らはどれくれい頭が悪いの?と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。今回はそんな疑問を、ダチョウの生態なども紹介しながら解決していきます。

ダチョウの生態

ダチョウは、鳥綱ダチョウ目ダチョウ科ダチョウ属に分類される鳥類です。鳥でありながら飛ぶことはできず、平胸類に分類されます。

生息地

アフリカ中部、南部のサバンナや砂漠に生息しており、草や葉、枝、木の実などの植物を食べ暮らしています。

習性

・群れを成して集まる習性があり、年齢・性別を問わず混合してグループを形成します。

・繁殖期には1羽のオスと複数羽のメスからなる小規模な群れを形成し、オス同士でテリトリーを巡って争うことがあります。

ダチョウの特徴(最強スペック)

  • オスの成鳥となると体高230センチメートル、体重135キログラムを超え、現生する鳥類では最大種。
  • キック力は4.8トンの超絶威力!
  • 42.5メートル離れたアリが移動する様子も明瞭に視認できる視力。
  • 地上を走る最速の鳥。 ダチョウの走る速度は時速70km。
  • 最大30分時速50kmの速さを維持できる持久力。
  • 体内にウィルスなどの異物が侵入すると、あらゆるパターンの抗体を大量につくりだし、病気にならないケタ外れの免疫力
  • 超回復力で毛根の傷口は一週間ほどで完治。骨まで見える大怪我でも、ひと月もあれば大丈夫!
ぴおあき
ぴおあき

つ、強い…!

成長してしまえばその圧倒的な身体能力から天敵らしい天敵は哺乳類最速のチーターくらいしかおらず、目も良く持久力もあるのでチーターとてダチョウを捕らえるのは簡単ではありません。

最強かに思えたダチョウさんですが、神様が完璧な生物をゆるしてくれるはずもなく…。

ダチョウの脳

ダチョウの脳の大きさはクルミ1個分です。あんなに大きい体なのにクルミ1個分の脳…。重さも40gと体重の0.03%です。(カラスは体重650~800gに対し脳は10g程度で、体重の1.25%~1.54%程度)

つまりダチョウさんは、ほとんど何も考えておりません笑。

ダチョウさんのエピソード

かつて5年間もの間、ひたすらぼーっとダチョウをながめ続けた博士がいました。その博士が導き出した答えは、

「彼らはアホやからね。わけのわからない行動をしているということしか分からなかった。」

ここではそんなダチョウさんの面白いエピソードの一部をご紹介します。

  • 1頭が走り出すと周りも意味もわからず釣られて走り出す。
だちょさん
だちょさん

ん?私も走るかな。

  • 他のメスの卵を育てる。
だちょさん
だちょさん

これが私の卵のはずよ。

  • 人がダチョウの上に乗ってもダチョウさんは乗られたことをすぐ忘れ、普通に生活しだす。
だちょさん
だちょさん

なんか上手く走れないけど、気のせいよね。

因みにその博士は、後にダチョウ抗体マスクを生み出すのでした。

まとめ

面白かったですね笑。今回はダチョウの生態や特徴、脳の大きさなどを紹介しました。頭が悪くても最強なんです。あまり悪く言っていると、4.8トンのダチョウキックが飛んで来るかもしれません笑。

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