みなさんレッサーパンダは見たことありますか?アライグマのような、パンダのような…。とにかくかわいいレッサーパンダ!今回はそんなレッサーパンダの生態などをかわいらしい画像とともに紹介していこうと思います。
威嚇するレッサーパンダ
がおー!
この威嚇、自分を少しでも大きく見せようとした結果だそう。多少大きく見えても結局かわいいという笑。
注:本物のレッサーパンダの鳴き声は、「ピィ、ピィ!」や「キュルルル!」といった高くかわいらしい鳴き声でした。誤解を招いてしまったかもしれませんね笑
レッサーパンダの生態
レッサーパンダは、食肉目レッサーパンダ科に分類される哺乳綱。本種のみでレッサーパンダ属を構成します。
分類上は、クマでもパンダでもなかったんですね。
分類に関しては古くから議論されていて、クマ科に近縁、アライグマ科に近縁、クマ科と鰭脚類からなる系統に近縁、イタチ上科 Musteloidea 内でも原始的とするなど様々な説があったようです。最新の見解では、スカンク科に次いで分岐した系統だと推定されています。
生息地
生息地は、インド北東部、中華人民共和国(四川省西部)、ネパール、ブータン、ミャンマー北部です。標高1,500~4,800mにある温帯・亜熱帯の森林や竹林に生息します。
レッサーパンダの性格
レッサーパンダは、見た目とは裏腹に荒い気性をしています。 レッサーパンダは小さな物音に、敏感でいつも周囲を警戒しているとのこと。
因みに動物園のレッサーパンダは、気性が荒いとは言えほとんどが動物園で生まれ育っており、人間は害がない生き物と分かっているため攻撃してくるようなことはまずありません。ご安心を!
2種類のレッサーパンダ
レッサーパンダは、見た目や生息地の違いで2種類に分けられています。ここではその見た目の違いをご紹介。
シセンレッサーパンダ
国内の動物園等で見かけるレッサーパンダは、ほとんどこのシセンレッサーパンダです。体の色が濃く、大きいのが特徴。クマやパンダを連想する容姿ですね。
ネパールレッサーパンダ
色白の顔つきで小柄なのがネパールレッサーパンダ。こちらはイタチを連想する顔立ちです。国内では、熱川バナナワニ園(静岡県東伊豆町)でのみ見ることができます。
絶滅危惧種
このように非常にかわいらしいレッサーパンダですが、実は絶滅の危機が迫っています。
野生のレッサーパンダの生息数は約2,500~10,000頭と推定されています。森林伐採などにより生息地が減少したことにより餌が減り、繁殖が不可能になったようです。密猟されていたとの話も。
現在では絶滅危惧種に指定されており、ワシントン条約に登録され、取引や捕獲が禁止・保護されています。
まとめ
レッサーパンダかわいかったですね。ほんとに隙がない笑。絶滅危惧種に指定されているようですが、元のように野生でもたくさんのレッサーパンダが見れるようになることを信じています。